目的

 本学会は、数学教育に関する学理および応用について研究発表の場となることによって、幼・小・中・高・高専・大学の数学教育に関する研究の進歩普及をはかることを目的とします。

事業

  1. 研究調査の実施 全国における数学教育に関する研究の連絡、数学教育に関する全国的な調査
  2. 会誌等の発行
    1. 数学教育:奇数月に発行、内容は主として中・高・高専・大学の数学教育を対象
    2. 算数教育:偶数月に発行、内容は主として幼・小の算数教育を対象
    3. 数学教育学論究:原則として年2回発行、算数・数学教育に関する基礎的・科学的研究と考えられるもので、論究幹事会で審査し選考した論文
      • 上記のほか、次の4~7冊子を発行(実費頒布)
    4. 大会発表要旨集:毎年、総会の際に開催される全国算数・数学教育研究大会で発表される研究論文をまとめたもの
    5. 春期研究大会論文集:年1回発行、春期研究大会で発表される研究論文を掲載したもの
    6. 秋期研究大会発表集録:年1回発行、秋期研究大会で発表される研究論文であり、論文発表、口頭発表、ポスター発表に分類し掲載したもの
    7. 高専・大学部会研究論文誌:年1回発行、内容は主として高専・大学の数学教育を対象
  3. 大会、講習会、講演会および研究会等の開催
    1. 全国大会:全国を7ブロックの地区に分け、年1回(8月初旬)いずれかの地区で開催、参加者は約3000名
    2. 講習会:全国大会に先立つ2~3日間、算数・数学教育講座、コンピュータ講座、理論と実践との往還に関する講座、ICTやデータの活用に関わる講座などを開催
    3. 地区研究大会:上記1.の地区ごとの大会の後援
    4. 春期研究大会:年1回、春に開催
    5. 秋期研究大会:年1回、秋に開催
    6. 数学教育高大連携協議会:年1回、春に開催
    7. 授業づくり研究会:小学校、中学校それぞれ年1回開催
      • また、シンポジウム、ワークショップ等を開催することがあります。
  4. 図書類の企画・編集・出版
  5. 図書・資料・教材・教具等の収集、紹介
  6. 地方数学教育研究団体との連絡
  7. 海外研究団体との協力

会員

 数学教育について関心のある方(個人・学校・団体いずれにても可)で入会を申し込み、所定の会費を納入したものを希望する年度(前年度~来年度)からの会員とします。

 学生(院生)またはこれに相当する方を学生会員とします。学生会員を希望する方は、本学会の正会員の推薦書、または在学を証明できる書類(学生証のコピー、または在学証明書)が必要です。また、毎年度、学生証のコピー、または在学証明書の提出が必要です。さらに学生会員が卒業または在学(在院)しなくなった場合は、その資格を失います。

会員の特典

  1. 学会誌「数学教育」(年6回)、「算数教育」(年6回)が配布されます。希望によってはいずれか一方に限ることができます。また、「数学教育学論究」の会費納入の場合には、「数学教育学論究」(年2回)が配布されます。
  2. 会員マイページの画面から学会誌「数学教育」や「算数教育」に掲載された論文を検索し、PDF文書でダウンロードすることができます。
  3. 研究大会、講習会など本学会主催による研究会・講習会・懇談会・論文発表会等の参加費が減額されます。
  4. 学生会員の場合には、会費が減額されます。

会費

会費は、4月から翌年3月までの1年度分です。

正会員 学生会員 学会誌の種類
15000円 10000円 算数教育、数学教育、数学教育学論究
12000円 8000円 算数教育、数学教育
11500円 7500円 算数教育または数学教育の一方と数学教育学論究
8500円 5500円 算数教育または数学教育の一方