日本数学教育学会 第12回春期研究大会開催のご案内(第3次)
日本数学教育学会会長 | 清水 美憲 |
第12回春期研究大会実行委員長 | 清野 辰彦 |
日本数学教育学会では,平成25 (2013)年度から,学会の公益法人化に伴う事業拡充の一環として,数学教育の基礎的・科学的研究の一層の推進のために,春期研究大会を開催しています.第12回春期研究大会は,下記の要領により,東京学芸大学において現地開催することになりました.充実した研究大会となりますよう,皆様のご参加をお待ちしております.
1 日程
2024年6月9日(日)
2 会場
東京学芸大学 〒184-8501 東京都小金井市貫井北町4-1-1
3 大会参加費
事前申込み | 当日申込み | |||
---|---|---|---|---|
会 員 | 非会員 | 会 員 | 非会員 | |
一般 | 3,500円 | 4,000円 | 4,000円 | 4,500円 |
学生 | 3,000円 | 3,500円 | 3,500円 | 4,000円 |
※ 表示された参加費には,消費税が含まれています。
※ 懇親会の参加費は 5,000 円です。
4 研究大会プログラム
09:00~09:30 | 受付 | S101 | |
09:30~11:30 | 創成型Ⅰ | 平面図形と空間図形の連動を視点とした小中一貫図形カリキュラムの開発研究 -教材の位置づけとその 学習過程- | C401 |
創成型Ⅱ | 中学校・高等学校数学科における「授業研究コミュニティ」形成と拡大 | C402 | |
創成型Ⅲ | 数学教育現代化における数学教育の実態および言説の多角的分析 | C301 | |
創成型Ⅳ | 数学教育における非認知能力と認知能力に対する教師による評価の関係 | C303 | |
創成型Ⅴ | シリアス・レジャーの視点から見た数学の生涯学習の楽しさ | S303 | |
創成型Ⅵ | 中学校数学科における関数の学習指導の改善 | C201 | |
11:40~12:10 | 開会行事 | 芸術館 | |
12:10~13:00 | 学会総会(関係者のみ) | 芸術館 | |
12:10~14:30 | ポスター発表 | 芸術館 第1展示室 | |
14:30~16:30 | 創成型Ⅶ | 学校数学カリキュラムにおけるアラインメント:「実施」と「達成」の実相 | C401 |
創成型Ⅷ | 算数科における学習内容との関わりからみた比例的推論の基礎の形成 | C402 | |
創成型Ⅸ | 教科総合的な幼児数学教育プログラムにおける幼児の学びのプロセスと保育者の役割:身体化の理論を基に | C301 | |
創成型Ⅹ | 数学的モデリングのサイクルと統計的探究プロセスにもとづく箱ひげ図につながる内容の取扱いー中学校第 2学年数学科授業研究を通して- | C303 | |
創成型Ⅺ | 算数・数学教育における批判的思考の役割 | C201 | |
創成型Ⅻ ラウンド テーブル | 高校数学の現場の課題とその改善に向けて-実践研究推進部高校部会より | S303 | |
16:40~18:30 | 懇親会 | 第1むさしのホール |
第12回春期研究大会では,創成型課題研究及びポスター発表を予定しています.
創成型課題研究 (ラウンドテーブルを含む)は,昨今の数学教育研究における複合化,総合化した研究課題の創出による新分野の開拓の必要性に呼応するために,各課題についてのオーガナイザーによる企画・運営を基本として,研究発表及び参加者による討議を行います.公募の結果,次の12課題の申込が受理されました.
創成型課題研究
テーマ | オーガナイザー |
平面図形と空間図形の連動を視点とした小中一貫図形カリキュラムの開発研究 -教材の位置づけとその学習過程- | 岡崎正和(岡山大学) |
数学教育に固有な非認知能力と認知能力に対する教師による評価の関係 | 宮崎樹夫(信州大学) |
中学校・高等学校数学科における「授業研究コミュニティ」の形成と拡大 | 西村圭一(東京学芸大学) |
教科総合的な幼児数学教育プログラムにおける幼児の学びのプロセスと保育者の役割:身体化の理論を基に | 松尾七重(千葉大学) |
中学校数学科における関数の学習指導の改善 | 鈴木誠(常葉大学) |
数学教育現代化における数学教育の実態および言説の多角的分析 | 蒔苗直道(筑波大学) |
算数・数学教育における批判的思考の役割 | 新井仁(都留文科大学) |
数学的モデリングのサイクルと統計的探究プロセスにもとづく箱ひげ図につながる内容の取扱いー中学校第2学年数学科授業研究を通して- | 松嵜昭雄(埼玉大学) |
シリアス・レジャーの視点から見た数学の生涯学習の楽しさ | 渡辺信(生涯学習数学研究所) |
算数科における学習内容との関わりからみた比例的推論の基礎の形成 | 日野圭子(宇都宮大学) |
学校数学カリキュラムにおけるアラインメント:「実施」と「達成」の実相 | 清水美憲(筑波大学) |
創成型課題研究(ラウンドテーブル)
テーマ | オーガナイザー |
高校数学の現場の課題とその改善に向けて―実践研究推進部高校部会より― | 荻野大吾(元日比谷高等学校) |
5 研究発表(課題研究)の申し込み
春期研究大会では,創成型課題研究(ラウンドテーブルを含む)及び学会指定課題研究という2つのタイプの課題研究を予定しています。
特に,創成型課題研究,及び,意見交流を中心としたラウンドテーブルについては,4〜6名程度の研究グループによる自主企画の研究テーマに関する課題を公募します。
創成型課題研究
創成型課題研究は,昨今の数学教育研究における複合化,総合化した研究課題の創出による新分野の開拓の必要性に呼応するために,各課題についてのオーガナイザーによる企画・運営を基本として,研究発表及び参加者による討議を行います。
創成型課題研究(ラウンドテーブル)
ラウンドテーブルは,創成型課題研究として,課題についてのオーガナイザーによる企画・運営を基本として参加者との意見交流を中心に進めます。
学会指定課題研究
学会指定課題研究は,数学教育における今日的な研究テーマを設定し,学会との連携のもとで,オーガナイザーの主導による研究課題に取り組みます。
希望される場合には,別途指定する申込様式によって,2023年11月24日(金)[正午](時間厳守)までに,下のボタンよりオーガナイザーが応募してください。論究部で審査の上,課題研究の採択の可否をお知らせします。課題研究が採択された後は,発表者・指定討論者の変更は認められません。なお,課題研究が採択された場合,オーガナイザーの責任において研究グループの発表原稿をとりまとめ,提出して下さい。論究部の審査の結果により,発表論文が研究論文として適切でないと判断された場合には,オーガナイザーに修正を依頼します。その修正が十分でない場合,論文集への掲載をお断りする場合があります。
発表者・指定討論者として参加できる課題研究の件数は上限2件までとします。ただし,第一著者として発表できる研究の数は,全体を通じて1件とします。プログラム編成上調整不能な場合があり,発表時間が重なる可能性があることを予めご承知おきください。
5 発表原稿の提出
研究発表(課題研究) | ページ数 | 原稿提出期限 |
創成型課題研究 | オーガナイザー:(概要)2ページ 登壇者:4~8ページの間の偶数ページ | 2月23日(金)正午 |
創成型課題研究 (ラウンドテーブル) | オーガナイザー:(概要)2ページ 登壇者:2ページ | 2月23日(金)正午 |
学会指定課題研究 | オーガナイザー:(概要)2ページ 登壇者:4~8ページの間の偶数ページ | 2月23日(金)正午 |
ポスター | 1ページ | 3月31日(日)正午 |
6 ポスター発表の申し込み
数学教育に関するポスター発表を公募します。希望される場合には,下記要領・テンプレートによって2024年2月23日(金)[正午](時間厳守)までに下記より応募して下さい。なお,原稿の提出期限は2024年3月31日(日)[正午](時間厳守)となります。論究部で審査の上,ポスター発表の採択の可否をお知らせします。
要領・テンプレート
ポスター発表の申込と投稿の受付は終了しました。
7 参加申し込み
- 事前の参加申込みをお願いいたします.参加申込みの方法や締め切りにつきましては,随時,このページにてご案内いたします。なお,発表申込みをされた方も,別途,参加申込みが必要ですのでご注意ください.
- 5月26日(日)まで,下のボタンより事前の参加申込を受付中です.なお,発表申込をされた方も,別途,参加申込みが必要ですのでご注意ください.
- 論文集は大会ウェブページからダウンロードしていただくシステムになっております.会場ではインターネット接続の準備及びサポートができませんので,事前にダウンロードしていただきますようお願い致します.
- 大会当日の会場での参加申込みも受け付けますが,当日受付の場合には次のようなご不便をおかけすることになります.事前の参加申込みのご協力をお願い致します.
- 事前申込みよりも受付にお時間を頂戴します.
- 当日申込みの場合,受付後でなければ大会ウェブページへアクセスすることができません.そのため,論文集のダウンロード等にあたり,各自でポケットwifi等の準備をお願い致します.
Webページでの事前参加申込み受付は終了いたしました。は5月24日(水)までとさせて頂きます.大会当日の会場での参加申込みも受け付けますが,当日受付の場合には次のようなご不便をおかけすることになります.
- 事前申込みよりも受付にお時間を頂戴します.
- 事前申込み・当日申込みに関わらず,論文集は大会ウェブページからダウンロードしていただくシステムになっております.会場ではインターネット接続のご準備及びサポートができませんのでご了承ください.
- 大会で準備するお弁当(有料)は事前申込みのみとなっております.当日のご購入はできません.
なお,発表申込みをされた方も,別途,参加申込みが必要ですのでご注意ください.
詳細については,第三次案内でお知らせしますが,本ページで,研究発表やポスター発表の申込様式等を,随時情報提供します。
8 論文集(冊子)の購入
論文集(冊子)が必要な方は,参加申込みの際に一部2,500円(消費税,送料込み)でご注文いただけます.また,研究大会には参加せずに冊子のみを購入希望の方は,本サイト内の冊子販売申込(https://app2.sme.or.jp/book/)よりお申込ください.
また,研究大会には参加せずに冊子のみを購入希望の方は,直接下記の大会事務局までお問い合わせください.
9 諸連絡
- 昼食弁当の販売はございません.周辺の飲食店やコンビニエンスストア等をご利用いただくか,各自でご準備ください.なお,当日は,学内の食堂は営業しておりません.
- 当日の学内への入構は正門をご利用ください.その他の門は閉まっている可能性があります.
- バスをご利用の際は,武蔵小金井駅北口より,〔5番バス停〕「小平団地」行または「国分寺駅北口」行に乗車し, 「学芸大正門」で下車してください.その他のバスは,正門とは異なる場所で停車いたしますので,ご注意ください.
- 障がい等の理由で,当日,お手伝い等が必要な方は大会事務局までご遠慮なくご連絡ください.
10 共催
第12回春期研究大会は,国立大学法人東京学芸大学と日本教育大学協会・数学部門の共催で開催されます.
11 第12回春期研究大会 実行委員会 事務局
〒184-8501 東京都小金井市貫井北町4-1-1 東京学芸大学
e-mail: jsmespring12@sme.or.jp
実行委員長:清野辰彦
副委員長:中村光一,西村圭一
事務局長:成田慎之介
事務局:矢嶋昭雄,小岩大