- 主催日本数学教育学会 / 沖縄県数学教育会
- 後援(予定)文部科学省 / 沖縄県 / 沖縄県教育委員会 / 宜野湾市教育委員会 / 那覇市教育委員会 / 浦添市教育委員会 /(公財)日本教育公務員弘済会沖縄支部
第101回全国算数・数学教育研究(沖縄)大会を、平成31(2019)年8月5日(月)から9日(金)に、那覇市・宜野湾市・浦添市において開催することになりましたことをご案内申し上げます。5、6日が講習会、7日から9日までを研究大会という日程です。沖縄県で開催するのは、初めてになりますが、皆様をお迎えするにあたりスタッフ一同心を込め準備を進めているところであります。学習指導要領改訂や高大接続など大幅な教育改革が進行している中、未来社会を切り拓くための算数・数学教育を語る有意義な場となることを祈念しています。関係諸機関・諸団体の皆様のご協力とご支援をお願いいたしますとともに、全国から数多くの皆様のご参加を心からお待ちしております。
日本数学教育学会会長 | 藤井 斉亮 |
沖縄大会実行委員長 | 山城 康一 |
1 研究主題
未来社会を切り拓くための算数・数学教育~主体的・対話的で深い学びによる探究力の向上をめざして~
2 日程
2019年講習会 | 8月5日(月) | 09:00-09:30 | 受付 | |
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09:30-11:20 | 講習会I | |||
11:20-12:30 | 昼食 | |||
12:30-14:20 | 講習会II | |||
14:40-16:30 | 講習会III | |||
8月6日(火) | 09:00-09:30 | 受付 | ||
09:30-11:20 | 講習会IV | |||
11:20-12:30 | 昼食 | |||
12:30-14:20 | 講習会V | |||
14:40-16:30 | 講習会VI | |||
大会 | 8月7日(水) | 09:00-09:30 | 受付 | |
09:30-11:30 | 開会式・全体講演 | |||
11:30-12:00 | アトラクション | |||
12:00-14:00 | 昼食 | |||
14:00-15:30 | 部会講演 | 高専・大学部会Ⅰ | ||
-17:00 | ||||
8月8日(木) | 09:00-09:30 | 受付 | ||
09:30-12:00 | 分科会Ⅰ・ ポスターセッションⅠ |
高専・大学部会II | ||
12:00-13:30 | 昼食 | |||
13:30-17:00 | 分科会Ⅱ・ ポスターセッションⅡ |
高専・大学部会Ⅲ | ||
8月9日(金) | 09:00-09:30 | 受付 | ||
09:30-12:00 | シンポジウム,閉会式 | |||
会議 | 8月6日(火) | 13:30-14:30 | 九数教事務局長会 | |
14:30-15:00 | 九数教理事会 | |||
15:00-16:30 | 九数教代表委員会 | |||
8月9日(金) | 13:00-15:00 | 大会事務引継会 |
3 会場
講習会 | 沖縄県青年会館、県教職員共済会館(八汐荘)他 |
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九数教理事会,代表委員会 | 沖縄コンベンションセンター(会議場A1) |
開会式,全体講演 | 沖縄コンベンションセンター(展示場) |
幼稚園・小学校部会分科会 | 那覇市立金城小学校 |
中学校部会分科会 | 那覇市立鏡原中学校 |
高等学校部会分科会 | 県立小禄高等学校 |
高専・大学部会 | 8/7(水) 沖縄コンベンションセンター(会議場B567) 及び 8/8(木) 県立小禄高等学校視聴覚教室 |
幼稚園・小学校部会講演 | 沖縄コンベンションセンター(展示場) |
中学校部会講演 | 沖縄コンベンションセンター(劇場棟劇場ホール) |
高等学校部会講演 | 沖縄コンベンションセンター(会議場A1) |
シンポジウム,閉会式 | 沖縄県男女共同参画センター「てぃるる」 |
大会事務引継会 | 沖縄県男女共同参画センター「てぃるる」 |
4 大会参加費
事前参加申込制をご利用ください。一般 | 会員 | 幼児・特別支援教育関係・市民(教員を除く) | |
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事前参加費 | 6,000円 | 5,300円 | 2,000円 |
当日参加費 | 6,500円 | 5,800円 | 2,000円 |
5 分科会(研究内容例)
【A】幼稚園・小学校部会No. | 分科会 | 研究内容例 |
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1 | 教育課程 |
○個を生かし,生きる力を培う教育課程の工夫 ○小中の関連をふまえた教育課程の工夫 ○知識・技能と思考力・表現力をバランスよく育てる指導計画 ○全学年を見通したスパイラルな指導計画 |
2 | 幼稚園教育 |
○数・量・形についての豊かな経験を育む指導 ○小学校教育との関連 |
3 | 特別支援教育 |
○支援の必要な児童の実態に応じた教育課程の工夫 ○支援の必要な児童のための指導法及び学習環境や教具の工夫 ○ユニバーサルデザインの視点を取り入れた指導 |
4 | 数と計算 |
○数の概念とその指導 ○演算決定の能力を育てる指導 ○計算原理と形式的な処理の指導 ○算数的活動を生かした数と計算の指導 ○活用や言語活動に視点をあてた数と計算の指導 |
5 | 量と測定 |
○量感覚を育てる指導 ○算数的活動を生かした量と測定の指導 ○見方や考え方を育てる量と測定の指導 ○活用や言語活動に視点をあてた量と測定の指導 |
6 | 図形 |
○図形の概念形成を図る指導 ○算数的活動を生かした図形の指導 ○見方や考え方を育てる図形の指導 ○活用や言語活動に視点をあてた図形の指導 |
7 | 数量関係 |
○関数の考えを育てる指導 ○式表示とその利用に関する指導 ○統計的な考え方や処理に関する指導 ○算数的活動を生かした数量関係の指導 ○活用や言語活動に視点をあてた数量関係の指導 |
8 | 問題解決 |
○問題解決の能力を育てる指導 ○自力解決と集団解決のあり方とその指導 ○豊かな発想を引き出す算数指導 ○課題発見能力を育てる指導 |
9 | 数学的な考え方 |
○思考力・判断力・表現力等を育てる指導 ○数学的な考え方を育てる指導 ○数学的な考え方の評価 |
10 | 学習指導法 |
○自ら学ぶ意欲や態度を育てる指導 ○学び方を身に付け主体的に学ぶ児童を育てる指導 ○複式学級における指導の工夫 ○算数のよさや楽しさを実感する指導 |
11 | ICTの活用 |
○ICT等の教育機器を効果的に活用した指導 ○ICTを活用した教材の開発 ○個を生かすICT活用の工夫 |
12 | 評価 |
○評価規準や評価方法(関心・意欲・態度,考え方)等の開発 ○授業に生かす学習評価 ○個を生かす指導と評価の工夫 |
13 | 基礎学力 |
○基礎学力とは何かを明確にした指導 ○基礎学力を確実に身に付ける指導 |
14 | 少人数指導 |
○習熟の程度に応じた少人数指導 ○興味・関心や課題に応じた少人数指導 ○学習活動の種別に応じた少人数指導 ○TTによる効果的な指導 |
15 | 総合的な学習の時間・他教科 |
○算数を生かした総合的な学習の時間や他教科等の指導 ○他教科等との関連を図った算数の指導 |
16 | 基礎・自由研究 |
○算数教育論,算数教育史に関する研究 ○心理学・教育学とのかかわりについての研究 ○発展教材の開発と研究 ○その他の自由研究 |
No. | 分科会 | 研究内容例 |
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1 | 教育課程 |
○学習指導要領とこれからの数学教育への提言 ○校種間の連携をふまえた教育課程の工夫 ○観点別指導目標を具体化した教育課程の工夫 |
2 | 特別支援教育 |
○支援の必要な生徒の実態に応じた教育課程の工夫 ○ユニバーサルデザインの視点を取り入れた指導 |
3 | 数と式 |
○基礎計算力の向上と数概念の拡張を図るための教材の開発 ○数学的な技能の定着を図る数と式の指導 ○発展的・補充的な学習の指導 ○数学的活動を生かした数と式の指導 ○活用や言語活動に視点をあてた数と式の指導 |
4 | 図形 |
○観察,操作や実験を重視した教材の開発と指導 ○新しい解き方,見方や考え方の発見ができる学習課題の構成 ○直観力や論理的思考力を育てる指導 ○発展的・補充的な学習の指導 ○数学的活動を生かした図形の指導 ○証明の方針を立てる力を育む指導 |
5 | 関数 |
○具体的な事象と結び付けた教材の開発 ○関数的な見方や考え方を育てる指導 ○関数の概念形成を図る教材開発と指導 ○発展的・補充的な学習の指導 ○数学的活動を生かした関数の指導 ○活用や言語活動に視点をあてた関数の指導 |
6 | データの活用 |
○具体的な事象と結び付けた教材の開発 ○資料の傾向をとらえ説明することができる力を育む指導 ○数学的活動を生かした資料の活用の指導 ○活用や言語活動に視点をあてた資料の活用の指導 |
7 | 問題解決 課題学習 |
○作業,観察,実験,調査などを重視した課題学習の年間計画の作成 ○問題解決能力を培う学習活動の構成 ○主体的に問題解決に取り組む課題学習 |
8 | 数学的な見方や考え方 |
○数学的な見方や考え方を活用することのよさを実感できる指導 ○数学的な思考や表現の形成過程の考察 ○数学的な見方や考え方の評価 |
9 | 学習指導法 |
○数学への関心や学習意欲を育てる指導 ○数学のよさや楽しさを実感する指導 ○数学史を活用した指導 |
10 | ICTの活用 |
○教育機器の位置付けと効果的な利用法 ○ICT等の教育機器を効果的に活用した指導 ○ICTを活用した教材の開発 ○個を生かすICTの活用 |
11 | 評価 |
○自ら学び,自ら考えるための評価 ○関心・意欲・態度の評価 ○学習過程における評価とその生かし方 ○授業(指導法)の評価 |
12 | 基礎学力 |
○基礎学力とは何かを明確にした指導 ○基礎学力を確実に身に付ける指導 |
13 | 少人数指導 |
○習熟の程度に応じた少人数指導 ○興味・関心や課題に応じた少人数指導 ○学習活動の種別に応じた少人数指導 ○TTによる効果的な指導 |
14 | 総合的な学習の時間 |
○総合的な学習の時間に数学の内容を取り入れた実践例 ○数学と他教科とを関連付ける課題の開発と指導 |
15 | 基礎・自由研究 |
○数学教育論や数学教育史に関する研究 ○諸外国の数学教育事情研究 ○発展教材の開発と研究 ○その他の自由研究 |
No. | 分科会 | 研究内容例 |
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1 | 教育課程 |
○課程・学科の特色を生かした教育課程の編成 ○中・高の間を関連させる工夫と指導 ○学年間を関連させる工夫と指導 ○多様化した生徒に対応した教育課程 ○学校設定科目,総合的な学習の時間の研究 |
2 | 数学Ⅰ |
○数と式の指導 ○図形と計量の指導 ○二次関数の指導 ○データの分析の指導 ○課題学習の指導 ○他教科,科目の内容と関連させた教材の研究 ○数学Ⅰ全般にかかる工夫と指導 |
3 | 数学A |
○図形の性質の指導 ○場合の数と確率の指導 ○数学と人間の活動の指導 ○他教科,科目の内容と関連させた教材の研究 ○数学A全般にかかる工夫と指導 |
4 | 数学Ⅱ |
○いろいろな式の指導 ○図形と方程式の指導 ○指数関数・対数関数の指導 ○三角関数の指導 ○微分・積分の考えの指導 ○課題学習の指導 ○他教科,科目の内容と関連させた教材の研究 ○数学Ⅱ全般にかかる工夫と指導 |
5 | 数学B |
○数列の指導 ○統計的な推測の指導 ○数学と社会生活の指導 ○他教科,科目の内容と関連させた教材の研究 ○数学B全般にかかる工夫と指導 |
6 | 数学Ⅲ |
○極限の指導 ○微分法の指導 ○積分法の指導 ○課題学習の指導 ○他教科,科目の内容と関連させた教材の研究 ○数学Ⅲ全般にかかる工夫と指導 |
7 | 数学C |
○ベクトルの指導 ○平面上の曲線と複素数平面の指導 ○数学的な表現の工夫の指導 ○他教科,科目の内容と関連させた教材の研究 ○数学C全般にかかる工夫と指導 |
8 | 数学活用 |
○数学と人間の活動の指導 ○社会生活における数理的な考察の指導 ○他教科,科目の内容と関連させた教材の研究 ○数学活用全般にかかる工夫と指導 |
9 | ICTの活用 |
○ICTを活用した効果的な指導の工夫 ○ICTを活用した数学的な思考を促す指導 ○ICTを活用した数学的活動による授業 |
10 | 学習指導法・評価 |
○義務教育の内容を定着させる指導 ○基本的概念や原理・法則の体系的理解を深める指導 ○思考力・判断力・表現力等を伸ばす指導 ○評価方法の研究 |
11 | 問題解決・数学的な見方や考え方 |
○問題解決能力を培う指導 ○事象を数学的に考察し,表現する能力を高める指導 ○数学のよさを認識し,数学を活用する態度を育てる指導 ○数学的活動の事例・研究 |
12 | 大学入試 |
○大学入試と教育課程 ○大学入試問題を活用した指導 |
13 | 専門学科・総合学科・その他 |
○課程・学科の特色を生かす指導 ○専門科目の内容と関連させた指導 ○SSH,高大連携の取組 |
14 | 基礎・自由研究 |
○数学教育・数学史に関する研究 ○発展的な内容の教材開発・研究 ○その他の自由研究 |
研究内容例 |
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○高専・大学における数学基礎教育の諸課題 ○理工系の数学に関する諸問題 ○教員養成に関わる数学教育の諸問題 |
6 講習会
1.期日 | 2019年8月5日(月)~8月6日(火) | |
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2.会場 | 小 学 校 沖縄県青年会館 中 学 校 沖縄県教職員共済会館 八汐荘 高等学校 沖縄県立那覇高等学校 | |
3.講習内容 | 算数・数学教育講座ならびに教養講座 | |
4.募集人数 | 小学校 約150名 中学校 約130名 高等学校 約120名 | |
5.受 講 料 | 一般 4,000円 会員 3,500円 学生・市民(教員を除く) 3,000円 | |
6.備 考 | 講義題目,講師,申し込み等につきましては,第2次案内および日本数学教育学会誌上でご案内します。 |
7 講師
【全体講演】玉城 絵美 (H2L Inc.創業者/早稲田大学創造理工学研究科准教授) |
小学校 | 田中 博史(筑波大学附属小学校副校長) |
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中学校 | 水谷 尚人(国立教育政策研究所) |
高等学校 | 熊倉 啓之(静岡大学学術院教育学領域教授) |
小学校 | 笠井 健一(文部科学省国立教育政策研究所) 石田 淳一(横浜国立大学教育学部教授) 清水 静海(帝京大学教育学部教授) 田中 博史(筑波大学附属小学校副校長) 黒澤 俊二(立教大学文学部教育学科特任教授) 礒部 年晃(筑紫野市教育委員会主任指導主事) |
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中学校 | 青山 和裕 (愛知教育大学) 永田 潤一郎(文教大学教育学部) 清水 宏幸 (山梨大学教育学部) 水谷 尚人 (国立教育政策研究所) 真野 祐輔 (大阪教育大学) 蒔苗 直道 (筑波大学) |
高等学校 | 長尾 篤志 (文部科学省初等中等教育局) 前原 濶 (琉球大学名誉教授) 伊禮 三之 (仁愛大学教授) 牧下 英世 (芝浦工業大学准教授) 阿原 一志 (明治大学教授) 西村 圭一 (東京学芸大学教授) |
8 研究発表申込方法
研究発表のお申し込みは締め切りとさせていただきました。多数のお申込みありがとうございました。
1.申 込 締 切 2019年1月31日(木) ただし大学高専部会のみ2019年2月10日(日)
2.申込先URL 本ページ(https://www.sme.or.jp/info/national-101/)
締め切りとさせていただきました
- ◇都合により発表分科会を調整させていただくことがありますのでご了承ください。
- ◇研究発表の原稿作成等の詳細については,発表申込締切後,事務局より送付いたします。
- ◇発表に必要なパソコンについては,発表者各自でご用意ください。
- ◇プロジェクター・スクリーンは,準備いたします。
9 第101回全国算数・数学教育研究(沖縄)大会実行委員会事務局
本大会についてのお問合せやご連絡は、下記大会事務局にメールにてお願いいたします。
第101回全国算数・数学教育研究(沖縄)大会 実行委員会
事務局長:上原 正也(沖縄県数学教育会事務局長)
E-mail:okinawa2019@sme.or.jp