第105回全国算数・数学教育研究(青森)大会のご案内(第二次)
第105回全国算数・数学教育研究(青森)大会特設サイトは公開を終了しました。多数のご参加ありがとうございました。
主催:日本数学教育学会 / 東北六県数学教育研究会連絡会 / 青森県小学校教育研究会算数科部会 / 青森県中学校教育研究会数学部会 / 青森県高等学校教育研究会数学部会
共催:青森県小学校教育研究会 / 青森県中学校教育研究会 / 青森県高等学校教育研究会 / 青森県算数・数学教育研究会 / 弘前大学
後援:文部科学省 / 青森県 / 青森県教育委員会 / 八戸市 / 八戸市教育委員会 / 青森県小学校長会 / 青森県中学校長会 / 青森県高等学校長協会 / 青森県小・中学校教頭会
第105 回全国算数・数学教育研究(青森)大会を,講習会は8月7日(月),8日(火),研究大会は同月9日(水),10日(木)の日程で開催いたしますのでご案内申し上げます。新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から,青森大会は,講習会,研究大会ともオンライン開催といたします。これまでのオンライン開催のノウハウを活かしつつ,確実な大会の開催を目指し,スタッフ一同全力を挙げて準備を進めております。
大会の研究主題は「学びを社会に生かす教育を目指して-子どもがつくる算数・数学授業の創造-」です。令和5年度は,新学習指導要領がすべての校種で施行され,2年目となります。今回の学習指導要領の改訂では,各学校段階を通じて,実社会との関わりを意識した数学的活動の充実等を図っていくことが求められております。このために,学習者が自ら実社会に関わり,新たな問題を発見したり解決方法をつくり出したりする活動が求められます。そこで,青森大会では,この意図が学校教育の実践の中で実現できたかを問い,議論し,お互いに高め合う大会にしたいと考えております。オンライン開催となりますが,関係諸機関,諸団体のご協力とご支援をお願い申し上げますとともに,全国から多くの皆様のご参加をお待ちしております。
日本数学教育学会長 清水 美憲
青森大会実行委員長 中野 博之
1 研究主題
学びを社会に生かす教育を目指して-子どもがつくる算数・数学授業の創造-
2 日程
令和5年(2023年)講習会 | 8月7日(月) | 10:00-10:30 | 接続確認 | |
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10:30-12:20 | 講習会(I) | |||
12:20-13:30 | 昼食 | |||
13:30-15:20 | 講習会(II) | |||
15:20-15:40 | 休憩 | |||
15:40-17:30 | 講習会(III) | |||
8月8日(火) | 10:00-10:30 | 接続確認 | ||
10:30-12:20 | 講習会(IV) | |||
12:20-13:30 | 昼食 | |||
13:30-15:20 | 講習会(V) | |||
15:20-15:40 | 休憩 | |||
15:40-17:30 | 講習会(VI) | |||
大会 | 8月9日(水) | 09:00-09:30 | 接続確認 | |
09:30-12:00 | 開会式・全体講演 | |||
12:00-13:00 | 昼食 | |||
13:00-15:00 | シンポジウム | 高専・大学部会I | ||
15:00-15:30 | 休憩 | |||
15:30-17:00 | 小・中・高 部会講演 | |||
8月10日(木) | 08:30-09:00 | 接続確認 | ||
09:00-12:00 | 小・中・高 分科会I | 高専・大学部会II | ||
12:00-13:00 | 昼食 | |||
13:00-16:15 | 小・中・高 分科会II | 高専・大学部会III | ||
16:15-16:30 | 休憩 | |||
16:30-17:00 | 閉会式 | |||
会議 | 8月8日(火) | 15:15-16:45 | 東北地区六県代表者会 | |
8月10日(木) | 13:00-15:00 | 大会事務引継会 |
3 会場
講習会 | オンライン |
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東北六県代表者会 | オンライン |
開会式・全体講演・シンポジウム | オンライン |
幼稚園・小学校部会分科会 | オンライン |
中学校部会分科会 | オンライン |
高等学校部会分科会 | オンライン |
高専・大学部会 | オンライン |
幼稚園・小学校部会講演会 | オンライン |
中学校部会講演会 | オンライン |
高等学校部会講演会 | オンライン |
閉会式,大会事務引継会 | オンライン |
4 参加方法
準備
インターネット通信環境及びパソコン・タブレット・スマートフォン等の端末をご準備ください。
※ ただし,タブレット・スマートフォンではZoomのチャット機能で共有された資料を受け取れない場合もございますのでご注意ください。
資料
メールにて通知される特設webサイトから資料データのダウンロードをお願いします。(オプション設定の冊子体をご注文いただいた場合,後日冊子をお送りします)
参加
メールにて通知される特設webサイトにアクセスしてください。アプリは主としてZoomを使用します(開会式,講演等はZoom Webinarを利用する予定です)。
※詳細は決定次第,全国大会webサイトにてお知らせいたします。
申込
このページより事前申込をお願いします。詳しくは【9】大会参加費をご覧ください。
5 大会概要
8月9日(水) | |
09:00~09:30 | ネット接続確認 |
09:30~10:00 | ■開会式(オンライン開催) |
10:15~11:50 | ■全体講演(オンライン開催) 演題「人口減少を食い止めるには理系の子どもの進路が鍵」 八戸市立市民病院院長 今 明秀 |
13:00~15:00 | ■部会シンポジウム(オンライン開催) |
○テーマ「子どもの事実に基づいた授業改善のための授業研究について」 ○コーディネーター 加々美勝久(元お茶の水女子大学) ○シンポジスト 桑原 麻里(宮崎県宮崎市立江平小学校 教諭) 赤本 純基(北海道教育大学附属釧路義務教育学校 教諭) 山田 研也(筑波大学附属高等学校 教諭) 小野 貞治(青森県大鰐町立大鰐中学校 教諭) 阿部 佑 (青森県立青森高等学校 教諭) 高橋 昭彦(De Paul University 准教授) [趣旨]
青森大会ではサブテーマに「子どもがつくる算数・数学授業の創造」を挙げている。子どもがつくる授業を創造するためには,子どもがどのように考えて算数・数学を創造していくのかを子どもの事実に基づいて捉え,授業改善を進められる教師が求められる。こうした教師の育成には授業研究が大きな役割を果たす。今や,世界的な動きにもなった授業研究ではあるが,日本では,形骸化していたり,子どもではなく授業者に焦点を当て授業者をまな板の鯉にして批判をし合うものであったりと授業者・参観者が共に授業改善への視点が得られるものとはなっていない授業研究が多い。そこで,算数・数学において子どもの事実に基づいた授業改善への視点が得られる授業研究の在り方について改めて考えたい。 | |
13:00~16:50 | ■高専・大学部会I(オンライン開催) |
15:30~17:00 | ■部会講演(オンライン開催) |
□幼稚園・小学校部会 清水美憲(筑波大学教授) 「算数科の新しい教科目標と授業改善の実際-全面実施下で教育課程の「意図」を改めて読み解く―」 | |
□中学校部会 大谷実(金沢大学教授) 「学びを社会に生かす中学校数学科の授業づくり」 | |
□高等学校部会 西村圭一(東京学芸大学教授) 「高校数学のニューノーマル」 | |
8月10日(木) | |
08:30~08:55 | ネット接続確認 |
09:00~12:15 | ■分科会(オンライン開催) |
□幼稚園・小学校部会I | |
□中学校部会I | |
□高等学校部会I | |
□高専・大学部会II | |
12:15~13:00 | 昼食 |
12:30~12:55 | ネット接続確認 |
13:00~16:15 | ■分科会(オンライン開催) |
□幼稚園・小学校部会II | |
□中学校部会II | |
□高等学校部会II | |
□高専・大学部会III | |
16:30~17:00 | ■閉会式(オンライン開催) |
※高専・大学部会も含め,どの分科会にも参加できます。途中参加,移動も自由です。
6 諸会議
- 東北地区六県代表者会 8月8日 (火) 15:15〜16:45 オンライン
- 大会事務引継会 8月10日(木) 13:00〜15:00 オンライン
7 原稿作成要領と発表原稿の提出
発表申し込みをされた方は,4月1日から30日までの間に、以下の要領に従って原稿を作成し,下記「原稿提出」ボタンから提出してください.
(1) 原稿作成要領,テンプレート
大会要項テンプレート[PDF]
大会要項テンプレート[WORD]
要旨集テンプレート[PDF]
要旨集テンプレート[WORD]
(2) 原稿の提出方法
原稿の提出は締め切らせていただきました。
8 講習会
- 期日:2023年8月7日(月),8日(火)
- 講習内容:算数・数学教育講座ならびに教養講座
- 受講料:
一般 会員 学生・市民(教員を除く) 6月30日(金)まで 2,500円 2,000円 1,000円 7月1日(土)から
24日(月)まで3,000円 2,500円 1,000円 - 募集人数:小学校・中学校・高等学校とも 300名
- 申込:
- 申込方法:本ページからお申込みください。クレジットカードおよびコンビニエンスストアでの支払いが可能です(振込手数料はかかりません)。4月1日(土)より受付を開始します。
- 申込締切:2023年7月24日(月)24時
- 内容:
I
8/7
10:30~笠井 健一(文部科学省)
算数科における主体的・対話的で深い学びの視点からの授業改善水谷 尚人(文部科学省)
中学校数学科における主体的・対話的で深い学びの視点からの授業改善小林 廉(文部科学省)
高等学校数学科における授業と学習評価のデザインII
8/7
13:30~中村 光一(東京学芸大学)
算数科授業における数学的な考え方の指導について再考する蒔苗 直道(筑波大学)
数学科における個別最適な学びと協働的な学び熊倉 啓之(静岡大学)
問題発見・解決の過程を重視した高等学校数学科の学習指導III
8/7
15:40~細水 保宏(明星大学)
「算数のよさや美しさ、 考える楽しさを味わう深い学び」を創る佐藤 寿仁(岩手大学)
学力アセスメントを活用した中学校数学における指導の改善と充実成田 慎之介(東京学芸大学)
高校数学における探究的な授業の日常化-生徒に何を考えさせるか-IV
8/8
10:30~齊藤 一弥(島根県立大学)
能力ベイスの算数の授業創造清水 宏幸(山梨大学)
文字式を活用して問題を解決する力を育成する学習指導渡辺 美智子(立正大学)
データ駆動型社会における「データの分析」と「統計的な推測」の授業の視点V
8/8
13:30~稲垣 悦子(国立教育政策研究所)
全国学力・学習状況調査を生かした学習指導の改善・充実柗元 新一郎(静岡大学)
「データの活用(統計)」の指導の充実をめざした授業づくり大西 俊弘(龍谷大学)
高等学校数学科における探究活動の実際-GeoGebra等のテクノロジーの活用-VI
8/8
15:40~藤井 斉亮(東京学芸大学)
算数における数学的思考と表現― 擬変数に着目して ―太田 伸也(東京学芸大学)
「算数・数学の問題発見・解決の過程」を具体例で考える山本 稔(弘前大学)
関数から写像へ - その他
- 8月7日(月),8日(火)ともに,10:30開会前に諸連絡がありますので,10:20にお集まりください。
- 受講された方には,日本数学教育学会会長名の講習修了証を発行します。
9 参加申し込み
参加申込受付は終了いたしました。多数のお申込みありがとうございます。
大会参加事前申込をご利用ください。当日申込はございません。大会参加事前申込は下記のボタンより行うことができます。クレジットカードまたはコンビニエンスストアでの支払いが可能です(振込手数料はかかりません)。- 研究発表申込をしていただいた方は,2023年6月30日(金)24時までに大会参加申込することが必要です。大会参加申込がない場合,発表が取り消される場合があります。
事前申込期間 | 一般 | 会員 | 学生会員 | 市民(教員を除く) |
---|---|---|---|---|
2023年4月1日(土)~6月30日(金) | 4,000円 | 3,300円 | 2,300円 | 2,000円 |
2023年7月1日(土)~7月24日(月) | 5,000円 | 4,300円 | 3,300円 | 3,000円 |
※ 市民参加者の参加費に発表要旨集は含まれません。
※ 表示された参加費には,消費税が含まれています。
10 紙媒体の冊子の販売について(6月30日(金)受付締切)
原則として,大会要項,発表要旨集,講習会テキストとも,電子媒体での提供となります。上記の参加費・受講料には,特設webサイトからの事前ダウンロードによる資料提供が含まれますが,紙媒体での冊子は含まれません。紙媒体での冊子をご希望の場合,以下の代金にて送付いたします。
- 大会発表要旨集 3,500 円(送料および消費税込)
- 講習会テキスト 1,500 円(送料および消費税込)
発表要旨集については大会参加申込時に,講習会テキストについては受講申込時に,オプションを選択していただければ,後日冊子をお送りします。
11 第105回全国算数・数学教育研究(青森)大会実行委員会事務局
本大会についてのお問い合わせやご連絡は,下記大会事務局にメールでお願いいたします。
第105回全国算数・数学教育研究(青森)大会 実行委員会
事務局長:田中 義久 (弘前大学教育学部)
E-mail:aomori2023@sme.or.jp